[アイデア] インターネット空間を一覧できるマップ

[アイデア] インターネット空間を一覧できるマップ
リンク先は特に関係無いけど、話題は似ていたのでリンク。
インターネットの弱いところは『隣が見えない』こと。
インターネットの構造として、各個人は壁で覆われた部屋としてそれぞれのページを覗き見ることはできても、隣とか向かいにどんなサイトがあるのかわからない。
リンク先のサムネイルが置いてあるのがせいぜい。
検索は検索キーワード以外の部分は見えにくい。
『何か決まったものを探す』という目的がある場合は検索でいいと思うが、ネットサーフィン目的の場合は本屋でいろんな本の表紙を眺めるみたいに『何も頭に浮かんでない状態でまず全体を眺めてみる』という行為が必要であるはず。
RSSリーダーとかはその思想に近くて、まずプログラムが興味あるサイトの記事一覧を作成して、そこから人間が情報の取捨選択できるようになっている。
『お気に入り』の外で全体を確認する為の要件をつらつらと書いてみた。


<粒度>
サイトへの興味が発生する前の段階なので、記事レベルではなく、サイトの方向性がわかるようなものがいい。
他のサイトと隣合っていてもすぐにわかるものとなると、文字よりも画像が好ましい。
少し大きめのバナーを列挙するのがよいだろうか。

<見せ方>
自分の興味周辺から探す方法(近距離)と、全く新しいサイトを探しに行く方法(遠距離)が必要。
近い場合は自分の興味ジャンルと同じものを表示すればよいが、遠い場合はそもそもジャンルそのものを連想する前なので、色々なジャンルを方向性ごとに分けて表示した方がよいか。
ただ階層分けが深くなるとサイトに辿り着く前にユーザーが飽きるので、代表サイトくらい表示したほうがいいかもしれない。

<鮮度>
年単位で更新しないページの情報は価値が低いとみなして、表示しないもしくは暗く表示する。